こんにちは!
西尾市のパーソナルジムリットです。
「痩せたいなら食うな」「食べるから太る」なんてよく耳にしますが、それって本当に正しいのでしょうか?
実は、極端に食べる量を減らすと体が「飢餓状態」と判断して脂肪を溜め込みやすくなるだけでなく、基礎代謝も落ちてしまうんです。
つまり、食べないダイエットは短期的に効果が出ても、長続きせずリバウンドしやすい危険な方法です。
正しく痩せるためには、「食べない」のではなく、「何をどう食べるか」が重要です。
たとえば、たんぱく質をしっかり摂ることで筋肉量を維持し、基礎代謝を保つことができます(参考:Leidy et al., 2015)。
また、野菜や果物に含まれる食物繊維は満腹感を得やすくし、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります(Slavin, 2013)。
炭水化物を完全にカットするのではなく、適量を摂ることでエネルギー不足を防ぎ、日常生活やトレーニングの質も上がります。
「食べるから太る」というのは、カロリーだけを見た単純な考え方。
大切なのは、体に必要な栄養素をバランスよく摂取しながら、健康的に痩せる方法を取り入れることです。
特にたんぱく質中心の食事は、空腹感を抑えるだけでなく、体脂肪の減少を助けることが研究でも明らかにされています(Westerterp-Plantenga et al., 2009)。
だからこそ、「食べて痩せるなんて無理」と思わないでください。
正しい食事を続ければ、無理なくリバウンドの心配も少ない理想の体型を手に入れることができます。無駄な我慢をせず、体が喜ぶ食事を選んで、健康的なダイエットを始めてみませんか?
参考文献
• Leidy, H. J., et al. (2015). The role of protein in weight loss and maintenance. The American Journal of Clinical Nutrition, 101(6), 1320S-1329S.
• Slavin, J. L. (2013). Dietary fiber and body weight. Nutrition, 5(4), 1417-1435.
• Westerterp-Plantenga, M. S., et al. (2009). High protein intake sustains weight maintenance after body weight loss in humans. International Journal of Obesity, 33(1), 121-127.
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